3歳の娘との映画鑑賞記録 ~風人日記~

最近は娘と一緒に映画を観ることが多いので、感想だけでなく、そのときの娘の様子なども記録していきます。 子供にどんな映画をみせたらいいかの情報も募集中! 子供が生まれる前の感想もそのまま残してあります。

 前作が素晴らしい終わり方をしたのもあって、今回はそれほど期待はしてなく・・・でもたまたま時間が合ったので観てきました。
 観ている間はドキドキしながら楽しめる模範的なエンターテイメント作品でした。

ff8

72点

 予告編はこちら。


 冒頭からぐっと引き込まれる映像!
 当然、CGも使っているのだろうけど、それがわかっていてもすごいなと思わせるだけの迫力。最初からすでにあり得ないようなとんでも映像なのだけど、その後はそれをさらに軽く超えるような凄すぎて笑っちゃうレベルの映像が次々と続く。
 それでもそれ以上に肉弾戦にもウェイトが置かれているため、凄すぎてどうでもいいや~となることもなく最後まで楽しむことができるのは、バランス感覚がいいのかな、と。

 特に前回は最強の敵として登場、なんとなく真の敵にやらされていたという感じをにおわせて今回からあっさり仲間になるジェイソン・ステイサムのおかげでパワー系だけでなく技巧派のアクションが加わりバリエーションが豊かに。観ていて非常に楽しい。ステイサムの香港映画的なユーモアのあるアクションはこのシリーズには大きなプラス要素になっているのではないかと。
 ポール・ウォーカーが抜け、主要人物がハゲばかりという状態になったことはバランスを欠いているけど、こうなったらもうブルース・ウィリスも参戦してもらって、ハゲのアクションスターをコンプリートして欲しい!笑

 バカ映画のわりには毎回誰か彼かそこそこ主要な人物が死んでいる印象のあるこのシリーズだけど、今回もやはり同様の展開が・・・どうせ明るく締めるのなら人死には出さないでほしいな~という不満も。
 あと2作続くほか、ステイサムとドウェイン・ジョンソンのスピンオフも企画されているそうだけど、ほどよいエスカレートと最終的によい後味がたのしめることを期待したい。

 テレビで流れている予告編をみて娘が観たいと言っていたのだけど、体調を崩したためとりあえず1人で観てきた。
 冒頭の踊るグルートで娘にも見せたいな~と思いつつ、いくつか大丈夫かなというシーンもあったりも。いじめられるグルートとかは「もうみない」とか言い出しそうだし・・・。
gotg2

 94点

 予告編はこんな感じ。

 以下、ネタバレ前提の感想です。

 twitterなどでヨンドゥ周辺のネタバレを知って、それだけで泣かされていたので不意打ちされる衝撃はなかったものの、後半の展開は予想をはるかに超えて涙をしぼりとられた。
 その後の展開を知っているため、スタカーに「お前が死んでも栄光のホルンは鳴らない」とか言われて落ち込むヨンドゥの姿にすでに泣きそうになる。
 

 それぞれのキャラのドラマや見せ場ももちろんあるけれど、鑑賞後にはヨンドゥしか記憶に残ってないレベル!
 ラヴェジャーズの内乱(1作目はもっと和気あいあいとしたグループのようにみえたのになぁ・・・)で仲間半分を失い意気消沈からの復活&粛清シーンにはじまる後半はほぼヨンドゥが主役。
 ロケットに「お前は俺だ」というあたりから少しずつ泣かせにきてるな~と感じつつ、 メリーポピンズのあと、ロケットに「俺を男にしてくれ」と言うシーンで一気に泣きました。 館内からもすすり泣きが聞こえてきます。
gotg21
 ↑ここらへんから泣かせにかかってくる。

 盛り上がってきたところで外してみせる、というそれまでしつこいくらいに散見された演出もこのへんからはなし!
 ロケットの「仲間を失うのは1人でいい」というセリフは、その前のベイビーグルートの「ようこそガーディアンズへ」を受けてヨンドゥ=仲間、そして失うのは1人ということはピーターはヨンドゥが救ってくれるという信頼の現れでもあって、ここでもまた涙。
 あんな小型化された道具をなんで1セットしか持っていないんだという突っ込みもあるようですが、1作目のガモーラとか今作での処刑シーンとか見る限り、たぶんいつも持ち歩くようなものじゃないんでしょう。むしろああいう場面に遭遇したロケットが自分のためにたまたま持ち歩いていたんじゃないかと。
 ・・・ということで無粋な突っ込みはなし。
 
 あとはもう表現できないくらい泣きました。
 
 正直なところ、1作目は世間の評価ほどには楽しめなかった(洋楽に対してこれといった思い入れがないせい?)のですが、今回はヨンドゥ周辺のストーリーは100点! 決して悪くはないはずのそれ意外の要素が冗長に感じてしまったせいで、この点数に落ち着きました。 今作を観てから改めて1作目を観直すといろいろ伏線が張ってあって(ラストのピーターの父親に関するヨンドゥの発言はめちゃくちゃネタバレだし!笑)、改めて感心させられたり、ヨンドゥの挙動一つ一つに泣かされたり(お店でかわいいアイテムを物色してるシーンでも泣ける)するので、1作目を引き立てるよい続編になっているのではないかと。

 娘が溶連菌とやらに感染しまして、しばらく落ち着かない生活をしていたため久々の更新になります。久々すぎて書き方のフォーマットを忘れていたり(☆゚∀゚)
 「アナ雪」ののち「モアナ」を映画館で観て、その後は「ラプンツェル」にはまっている娘、その流れで一緒に鑑賞したのがこちら。『プリンセスと魔法のキス』。

_SY445_


 70点

 ディズニーとしてはいまのところ最後の2Dによるプリンセスもの。
 ラプンツェル、アナ雪、モアナなど以降の作品に比べ地味な印象の作品で私もディズニーコーナーを眺めるようになって初めてその存在を知ったのですが、意外に評判もよさそうなので、どんなものかレンタル。
 予告編はこんな感じ。


 見せ場も多く、最近の3DCGによるプリンセスものにすっかり慣れてしまっている娘も最後までしっかりと鑑賞。
 (CGも使いながら)2D最後の作品にふさわしい素晴らしい映像をみせてくれるだけでなく、物語もなかなか練ってあって、大人が観ても充分面白い。
 歴代のディズニー作品の中でも随一と言っていい努力家のヒロインは好感度が高いし、「プリンセスのキスで魔法が解ける」という条件をどんな風に解決するのか(ヒロインはプリンセスではなくウェイトレスをしている一般人)ひとひねり工夫があるのも面白い。
 「あるサブキャラクターが死ぬ」(←ネタバレ)という最近のディズニープリンセスものでは考えられないような衝撃の展開もあったりするけど、後味は悪くない。お金持ちで「王子様」という地位の男性と結婚を願うヒロインの女友達も嫌なキャラなのかと思っていたら、意外にいいやつだったりするのもよかった。
 
 あまり話題にならなかったような気がするけれど、こういう地味目な作品でもしっかり出来がよいというのはさすがディズニーだとは思った。
 あ、娘はいまのところ再鑑賞をリクエストしてこないけど、今度もう一度ちらっと見せてみようと思います。

 もうソフト化されてしばらくになるので、ネタバレを気にしないで書きたいと思います。
 
 というわけで『ローグ・ワン』!・・・あ、これは娘とはまだ観てません。
rogueone

 95点

  正直最初は映画館に観に行くつもりはありませんでした。
 というのも『エピソードⅦ』が予告編段階ではけっこう期待させてくれたにも関わらず残念な出来だったから。映画としてはそれなりによく出来ていたようにも思いますが、『ジェダイの帰還」のハッピーエンドをぶち壊す展開が納得できず。いろいろと「スター・ウォーズ」らしさをアピールはしてくるものの、なんだか根本的なところで違和感を感じてしまいました(映画の出来としては旧作よりよいのかもしれないけど、それがまたなんかモヤモヤするという・・・)。
 私としては素直に楽しめたJ・J・エイブラムスの『スタートレック』に対して古参のトレッキーがあれこれ文句を言ってた気持ちがようやくわかりました。何と言っても映画にハマるきっかけが「スター・ウォーズ」だったので、思い入れが強いんだなぁと再認識しました。

 そんなこんなで「ディズニーのスター・ウォーズ」は旧作レンタルになってから期待値を思いっきり下げて観ればいいかな~と思っていたところ、『ローグ・ワン』。
 デススターの設計図を盗み出した決死隊の物語というばっちり好みのストーリーだけど、『エピソードⅦ』みたいにどうせキャラの死で盛り上げる話だろうと思ったり、ドニーさんが出ているとはいえ、どうせ『エピソードⅦ』の「ザ・レイド」組くらいの扱いだろうと思ったり・・・(ドニーさんは『ブレイド2』の例もあるし)。
 評判のよいギャレス・エドワーズ監督の前作『ゴジラ』ももともと怪獣にときめいた経験がないこともあり、そんなに楽しめてなかったし、監督とよく組むアレクサンドラ・デスプラが今回も担当するはずだった音楽がぎりぎりになってマイケル・ジアッキーノに変更になったことも「嫌な予感がする」要因となっていたわけです。
 
 そんな状況だったのに映画館に観に行ったというのは、やはりジョージ・ルーカスが褒めたという話を聞いたから。『エピソードⅦ』のときはあれだけけなしていたルーカスが褒めたのだから、それは大丈夫なのではないか?
 そう思ってみると期待が高まる予告編はこちら。

 ということで、観に行ったらこれが見事に好きなタイプの映画!
 観た次の週にはもう一度映画館に行って、サントラも何度もリピートするくらいよかった!
 
 そもそも『新たなる希望』で幕を開けたときの「スター・ウォーズ」はどこにでもいそうな兄ちゃんがあれよあれよと大活躍してヒーローになるという、いわゆる一般人にとって、共感しやすい物語だったわけですが、それが『帝国の逆襲』のラストでまさかのどんでん返し!インパクトはあったものの、ちっとも一般人じゃないじゃないか~となったわけです。 アナキンを描いた3部作に至っては、主人公は処女懐胎した母から生まれ、ミディクロリアン値が高いというよくわからないけど特別な存在。
 『エピソードⅦ』も一見、けなげに生きてきた女の子っぽいけど、楽々とフォースを操るなんか恵まれた存在だし、どうせ誰か重要人物の娘なんだろうなと思ってしまう。
 それが今回はどのキャラクターもそんな華はない。地味!
 ヒロインの父親は重要人物といえば重要人物だけど、一技術者に過ぎない。
 そんな「スター・ウォーズ」始まって以来の、特別な誰かではない連中が主人公のストーリーは、子供の頃、ルークたちの活躍をわくわくしながら観ていた人にとってはどんぴしゃなんじゃないかと。

 巷では後半はいいけど前半がかったるいという評価が多いようですが、私はもう冒頭から泣きっぱなし。マッツ・ミケルセン演じるヒロインの父親に感情移入しまくり。
 「私が何をしたとしても、それはお前のためだ」と言って別れるシーンで「そうだ、そうだ」と泣いては、成長したヒロインを見ては泣き、ホログラムのシーンはそれを見つめるヒロインの表情にまた号泣させられました。
 父と娘の話が一段落ついたと思ったら、怒濤の後半戦。
 節目節目でドニーさんのアクション(ちょうどよいドニーさん濃度でした)があったり、小ネタをはさんできたりするので、全編通してまったく退屈することはなかった!
 たしかにヒロインが使命を自覚するまでや仲間が結束していくプロセスが丁寧ではないと言われればそうかもしれないけれど、言われなければ気にならないレベル。

 ルーカスが褒めたとは言っても不安要素だった音楽も見事。
 タイトルが出るときのスター・ウォーズのテーマをアレンジしたようなテーマ曲は、初見時は盛り上がったと思ったらすぐ終わるなと感じましたが、それこそ、まさに打ち上げ花火のように一瞬輝いて散っていく「ローグ・ワン」のメンバーを象徴。
 旧作を思わせる音で新たなメロディーが奏でられるなど、ちゃんと「スター・ウォーズ」の音楽になってました。

 この曲なんかフォースのテーマっぽい音で新しいテーマを聞かせてくれて好きな曲のひとつ。

 ただ最後の最後のダース・ベイダー無双とレイア姫のドヤ顔は、個人的には蛇足もいいところ。名もなき者たちがつないだ希望というのはあれがなくても充分伝わるし、せっかくの余韻が台無し。レイア姫もあのあとすぐに捕まることを考えるとまぬけに見える。せめてもうちょっと神妙な顔でラストのセリフを言って欲しかった。
 とはいえ、死をもっても余韻に浸る演出をしてもらえないのもまた「ローグ・ワン」らしいのかも

 さらに個人的なことを書けば、この時期、ちょうど正しいと思ったことのためには戦わないとならないことがあって、おかげでいろいろ面倒なことになって、いまもちょっと続いていたりするわけですが、「希望のために戦う」というこの映画にかなり元気づけられたりもしています。

 とりあえずハン・ソロが実は生きているか、霊体になってレイアといちゃつくかしてくれない限りは、『エピソードⅧ』は映画館に観に行くつもりはありませんが(ティーザーも残念な感じ)、これは映画館で観て本当によかったです。いずれ娘と観たいと思ってます。(その前に『帝国の逆襲』でびっくりさせたい!)

 娘(3歳)と一緒に観る映画がCGアニメに偏りすぎているということで、日本のアニメ。
momo

 80点

 公開時には気になってたものの、その後ソフト化されてもすっかり存在を忘れていて、たまたまお店に並んでいるのを手にとって、「ああ、こういうのあったな~」と。
 変な顔の妖怪も出てくるし、スタッフにはジブリの人たちもいるしで、もしかしたら娘も観ることができるんじゃないかと思いレンタル!

 予告編を見ると妖怪と一緒に踊ったりして(いるように見えた)楽しげ。


 ・・・ということで再生!
 ところがなかなか子供が喜びそうな見せ場がなく淡々とすすむ・・・これはダメかなぁ?と思って娘を見ると・・・身動きもせず画面をガン見!

【子供の反応:よかったっぽい!】
 というわけで、そのまま続行。
 景色がいいのか、主人公の女の子に共感しているのか、この展開でよくそこまで集中できるな、というくらいしっかり集中。
 そのうち妖怪が出てきたらもっと楽しくなるから大丈夫だろう、と安心して観てたのです・・・が!
momo2

 妖怪がはじめてぼんやり見えるこのシーンを見た途端、「もう見てられない、消して!」と言い出した!
 なんとかなだめて、そのまま観てたら、今度はマメが家に入って来るシーンで大泣き!
 『となりのトトロ』で大トトロが出てきたときにも号泣していたのを思い出しました。
 
 「妖怪さん、変な顔してるよ~。『千と千尋~』にも似たようなの出てきたしょ~」とごまかしているうちに、慣れてきたのか、また集中!
 妖怪とのやり取りにクスクス笑いも出てきて、オナラのシーンでは爆笑!
 クライマックス、妖怪たちによる動くトンネルを走り抜けていくシーンでは「ぐおーっ!」などと声をあげて大盛り上がり!

 最後、海辺でのシーンでは「よかったねぇ」とハッピーエンド認定。
 こういうのもちゃんと鑑賞できるなら、そろそろ『うる星やつら2』もいけるかな~と期待!


 静かな前半から、ものすごく丁寧に作られていることがひしひしと感じられる力の入った作品。
 声の出演もみんな好演。
 事前にカミヤマさんの妖怪たちに腹が立つという記事を読んでいたので、それがちょっとひっかかっていたものの、鑑賞中はほとんど気にならず。
 ⇒ももへの手紙(ネタバレ) 三角絞めでつかまえて
 
 さすがにラストの父親からの手紙は蛇足だと感じたものの、余韻をぶち壊すほどではなく。
 いい映画観たな~という気分に浸れました。

momo3

 娘のお気に入りは「白いの」とのこと。この帽子かぶった木の精(?)ですね。間違いなく『もののけ姫』のコダマも好きだろうな(☆゚∀゚)
 一緒に出てくる八頭身モナーみたいな妖怪も気になりました。
 

原案・脚本・監督:沖浦啓之
音楽:窪田ミナ
(声の出演):美山加恋、優香、西田敏行、山寺宏一、チョー

↑このページのトップヘ