3歳の娘との映画鑑賞記録 ~風人日記~

最近は娘と一緒に映画を観ることが多いので、感想だけでなく、そのときの娘の様子なども記録していきます。 子供にどんな映画をみせたらいいかの情報も募集中! 子供が生まれる前の感想もそのまま残してあります。

ロスト・イン・トランスレーション [DVD] 
 
 今年は1月のあたまにDVDをまとめて観て以降、4月末まで映画を観ることができず、いまのところ『キャプテン・アメリカ2』と『X‐MEN フューチャー&パスト』がベスト候補・・・ちょっとアクション寄りだなぁということでたまには毛色の違った映画も観てみようと思いレンタル!
 一緒に観る妻に、こういう映画も観るんだぜい!と意外な一面をみせようという思いもあったのですが、慣れないことはするものじゃないですね~。

 ソフィア・コッポラ監督作品ははじめてなものの、出てくるだけで楽しいビル・マーレーとブラックウィドウ役が素敵すぎて私の「最近の気になる女優さんランキング」で急上昇中のスカーレット・ヨハンソンが共演していればまず退屈することはないだろうと、衣食住を保証されたサバイバルのような作品選びだったわけですが・・・ものの見事に撃沈!
 
 最初こそビル・マーレーの表情にくすくす笑い、スカ嬢の初々しさ(現在と比べて)に新鮮さを感じて観ていましたが、40分ほど経過したところで我慢の限界が来て観るのをやめました。
 最近はほぼ気分に合わせた映画選びをできるようになってきているつもりでしたが、ちょっと冒険がすぎたようです。気分や体調によっては楽しく観ることができたかもしれないので、いずれ機会があれば物語の顛末を確認したいな、と。
 
 途中でやめたあと時間もないので90分かからずに観ることのできる『ザ・ミッション 非情の掟』を鑑賞。
 消化不良は無事解消されました(☆゚∀゚)

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GODZILLA ゴジラ オリジナル・サウンドトラック
 公開中の映画でDVDジャケット写真がないのでサントラのジャケット写真で。

 公開から4日目に観ましたギャレス・エドワーズ版「ゴジラ」、通称"レジェゴジ"!
 まずはじめにお断りしておくと、ゴジラをはじめとする怪獣映画には特に思い入れはなく、ゴジラと名のつく映画をきちんと観るのはこれがはじめて。「マグロ食ってるようなやつはダメだな」などとさんざんな言われようのエメリッヒ版ゴジラも観ればきっと普通に楽しめるというような感覚なので、今回も怪獣映画としてのこだわりなどはよくわかりません。
 
 そんなわけで「これこそゴジラだ」という盛り上がり方もできなかったわけですが、ゴジラの初登場シーンはたしかに格好よく思いました。
 物語としては最初の原発事故のあたりで科学者のお父さんの妻との別れのシーンはぐっとくる。この経験を乗り越える物語がはじまるのかと思っていたらあっさりお亡くなりになるのは残念だったけど、それでも人間ドラマはわりと丁寧な印象。

 敵怪獣として登場するムートーはゴジラに比べると華奢なデザインで、戦う前から負けそうな印象。
 妙に情感のあるオスとメスの出会いのシーンをはじめ、卵を焼かれて荒れるなど感情を感じさせる描写があるのが印象的。
 逆にゴジラは何を考えているのかわからない神に近い存在のように扱われていて、これも面白いけど、ラストのテレビテロップでで救世主扱いされてるのはどうかと思う。

 それとちょうど今日は広島の原爆忌だからというわけではないけど、核爆弾をなめすぎ!
 観てないのでよくわかりませんが、核の脅威の具現化と言われるゴジラの映画がこんなことでいいのか?と言いたい。
 ま、早くも製作が決定したという続編でサンフランシスコが廃墟と化していれば納得はするんですけど。

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『9000マイルの約束』の原作だけど、映画と違う部分もかなりあって、先が読めない。

読み進むにつれて、故郷が近くなる(ただし地理はいっさい頭に入ってないので地図上のどこにいるのかよくわかってないで読んでましたが、笑)ので、ページをめくるスピードがどんどん速くなる。飛ばし読みのようになって、自制することがたびたびあった。

最後の見開き1ページにたどりついたときの達成感といったら!
そして静かで控えめなしめくくりの1文に鳥肌!

 『RED2』の感想が下書きのまま、ほったらかしにしていたこのブログですが、とりあえず年末ですし、それらしく今年観た映画のベストでも記しておこうと思います。
 今年公開の映画ではなく、私にとって今年初見の映画の中からのベスト10です。 
 さっそくですが、今年観た中から好きな順に並べると、こんな感じになりました。

 1.『プロメテウス』
 2.『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
 3.『HK/変態仮面』
 4.『キャリー』
 5.『ラスト・シャンハイ』
 6.『ゼロ・グラビティ』
 7.『カンフーパンダ』
 8.『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
 9.『eva』
 10.『マン・オブ・スティール』


 順番はこれとこれを比べたらどっちが好きかな~といういまの気分を反映したものなので、ひと晩経って来年になれば変わっているかもしれません。現に観た直後の評価は『カンフーパンダ』より低かった『プロメテウス』が1位になってますし、笑

 今年はジャッキー・チェン最後の本格アクション大作『ライジング・ドラゴン』とか、ギレルモ・デル・トロ監督渾身の新作『パシフィック・リム』とか、予告編の出来がよかった『ライフ・オブ・パイ』とか・・・これは最低でも3回は映画館に行かねば!というレベルの期待作が多かったわりに、実際に観てみるとちょっと相性が合わない、ということが多く、なんとなく消化不良気味の1年だった気がします。
 『ライジング・ドラゴン』はジャッキー映画に私が求めているのはスタントじゃないということを再認識。名人芸を安心して楽しめる映画をこれからも観たいな、と。
 『パシフィック・リム』は・・・ロボットとか怪獣ってそういえば今までそれほど夢中になったことがなかったことを思い出しました、笑 ギレルモ・デル・トロ監督は大好きですが、改めて考えると『パンズ・ラビリンス』がぶっちぎりで好きなだけで、『ヘルボーイ』シリーズや 『ミミック』『デビルズ・バックボーン』は普通に好きな作品どまりなんですよね。でもこれからも要注目の監督であることは変わりません。

 さて、ベスト10の話に戻ると『マン・オブ・スティール』はクリプトン星が滅びるまでは文句なしによかったです。ラッセル・クロウが惚れ惚れするほど格好良い!その後は、ホログラム(?)で登場のラッセル・クロウも含めて、ケビン・コスナーのエピソード以外は蛇足な印象。
 『eva』はたまたま借りたら好みだったという、出会いの1本。
 『 レモニー・スニケットの~』はエミリー・ブラウニングの美少女ぶりが最強。
 『カンフーパンダ』は観てみたら思ったよりはるかによかった作品で、食わず嫌いはよくないなと思わされた作品。
 『ゼロ・グラビティ』は観た後しばらくふらふらした気分、というまさに体験する映画。でも生きる意志が力強く描かれてもいて、ただのアトラクション映画ではないところが好き。
 『ラスト・シャンハイ』は脚本とか演出に乱暴なところもあるけど、久々にこういうユンファが観たかった!というのを堪能できる作品。 
 『キャリー』はクロエ・モレッツのアイドル映画としては及第点。
 『 HK/変態仮面』は後半の中だるみははげしいものの、今年観た日本映画の中では断トツで素晴らしかった。 
 『スター・トレック~』は旧作を観ている身にとっては、予告編でガラス越しに手を合わせるシーンを見た時点でうるっとくるのだけど、予想を絶妙にずらす展開が楽しい。カークがスポックに対して「立場が逆なら同じことをした」というのはまさにその展開を知っているだけに納得。今年唯一映画館でうるうるさせられた盛り上げ方が非常に上手な作品。
 『プロメテウス』はヒロインの強さが印象的。 哲学的なのかなんなのかわからないけど、とりあえずヒロインの強さが素敵だった。

  来年もスタローン&シュワルツェネッガーの『大脱出』を筆頭に面白そうな映画がいろいろありそう。どんな映画に出会えるか楽しみに2014年を迎えたいと思います!

 1年のシメはこちら・・・『ラスト・シャンハイ』の主題歌ジャッキー・チュン『定風波』を聞きながらしっとりと。

 

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ジブリ作品 に参加中!
 今回の感想もネタバレありです・・・といっても誰でも知っている原作があるのでネタバレも何もないような気もしますが、一応おことわり。

 今年は2本もジブリ作品が公開ということでも話題になっていますが、観る前から私はこれは苦手だろうなと思ってた『風立ちぬ』とに比べ、予告編をみて、もしかしたら面白いかも~と期待していた『かぐや姫の物語』。なんといっても広義のジブリ作品ではもっとも好きな作品の1つ『じゃりん子チエ』(もう1つはラピュタ)の監督でもある高畑勲監督作品ですしね。もう少し早くに観に行こうとは思ってたのですが、風邪をひいてしまい出歩けず・・・遅ればせながらようやく観てきました。
 期待したほど好きな作品ではありませんでしたが、要所要所の映像は素晴らしかったです。

 予告編でもみられるかぐや姫の疾走シーンとか桜の下で舞うように喜ぶシーン、雪のシーンなどなど、もうとにかくここぞ!というところの映像の力の入りようはすさまじくて、それだけにそれ以外の部分はけっこうどうでもよかったり・・・。『リベリオン』のガン=カタのシーンだけを集めた動画を何度観ても楽しめるのと同様に、この映画の名シーン集も何度も楽しめそうな感じ。

 その一方で内容はあまり楽しめず。
 姫の成長過程がかわいらしいため、ついつい親になった気持ちでみてしまうのだが、なにはともあれ出てくる男キャラがすべてクズすぎる。
 かぐや姫に求婚する5人の貴公子たちがどうしようもないのは原作通りだとしても、わりとよい人物だったはずの帝もこの映画ではただの女好き。さらに遺作となった地井武男さんは何も悪くないのだが、翁も女はいい身分の人と結婚すれば幸せと思いこんで姫を不幸せにして、しかも自分ではよかれと思っているので最後まで過ちに気付かないという救い難い人物にしか見えない。
 さらに最悪なのはよい兄ちゃん的存在に描かれていた捨丸。月に帰る前の姫と再会して「一緒に逃げよう」とか言い出すのだけど、あんた女房子供がいたじゃないか!と。素晴らしい映像で描かれる浮遊シーンそれが暗示するものを考えると心はまったく弾まない。 原作の姫の罪は「許されない恋愛」とする説があるけど、ここでそれを出してきたのか? 
 月から迎えが来たのも姫が地球を離れたいと願ってしまったからということになっていて、結局のところ姫は世の男に絶望して帰っていったような印象。すべての元凶が翁なので、別れの場面もひたすら腹が立つばかり。 
  日本的な文化が細やかに描かれているものの、お歯黒や置き眉などにはじまり多くが姫の不幸せの象徴でもあるため魅力的に感じないのも残念。
 あんなにかわいらしかった姫が最後は心を殺して生きていかざるを得ないのだとしたら、ひどい悲劇。もっとも月に帰るというのが、『パンズ・ラビリンス』の地底の王国に帰ると同じ意味だという可能性もあるけれど、どっちにしても楽しい話ではない。
 ある意味では本当の幸せとは何かを考えさせられる作品でしたよ・・・。


 関連商品はいろいろ出てるようで。  
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