3歳の娘との映画鑑賞記録 ~風人日記~

最近は娘と一緒に映画を観ることが多いので、感想だけでなく、そのときの娘の様子なども記録していきます。 子供にどんな映画をみせたらいいかの情報も募集中! 子供が生まれる前の感想もそのまま残してあります。

 『RED2』の感想が下書きのまま、ほったらかしにしていたこのブログですが、とりあえず年末ですし、それらしく今年観た映画のベストでも記しておこうと思います。
 今年公開の映画ではなく、私にとって今年初見の映画の中からのベスト10です。 
 さっそくですが、今年観た中から好きな順に並べると、こんな感じになりました。

 1.『プロメテウス』
 2.『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
 3.『HK/変態仮面』
 4.『キャリー』
 5.『ラスト・シャンハイ』
 6.『ゼロ・グラビティ』
 7.『カンフーパンダ』
 8.『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
 9.『eva』
 10.『マン・オブ・スティール』


 順番はこれとこれを比べたらどっちが好きかな~といういまの気分を反映したものなので、ひと晩経って来年になれば変わっているかもしれません。現に観た直後の評価は『カンフーパンダ』より低かった『プロメテウス』が1位になってますし、笑

 今年はジャッキー・チェン最後の本格アクション大作『ライジング・ドラゴン』とか、ギレルモ・デル・トロ監督渾身の新作『パシフィック・リム』とか、予告編の出来がよかった『ライフ・オブ・パイ』とか・・・これは最低でも3回は映画館に行かねば!というレベルの期待作が多かったわりに、実際に観てみるとちょっと相性が合わない、ということが多く、なんとなく消化不良気味の1年だった気がします。
 『ライジング・ドラゴン』はジャッキー映画に私が求めているのはスタントじゃないということを再認識。名人芸を安心して楽しめる映画をこれからも観たいな、と。
 『パシフィック・リム』は・・・ロボットとか怪獣ってそういえば今までそれほど夢中になったことがなかったことを思い出しました、笑 ギレルモ・デル・トロ監督は大好きですが、改めて考えると『パンズ・ラビリンス』がぶっちぎりで好きなだけで、『ヘルボーイ』シリーズや 『ミミック』『デビルズ・バックボーン』は普通に好きな作品どまりなんですよね。でもこれからも要注目の監督であることは変わりません。

 さて、ベスト10の話に戻ると『マン・オブ・スティール』はクリプトン星が滅びるまでは文句なしによかったです。ラッセル・クロウが惚れ惚れするほど格好良い!その後は、ホログラム(?)で登場のラッセル・クロウも含めて、ケビン・コスナーのエピソード以外は蛇足な印象。
 『eva』はたまたま借りたら好みだったという、出会いの1本。
 『 レモニー・スニケットの~』はエミリー・ブラウニングの美少女ぶりが最強。
 『カンフーパンダ』は観てみたら思ったよりはるかによかった作品で、食わず嫌いはよくないなと思わされた作品。
 『ゼロ・グラビティ』は観た後しばらくふらふらした気分、というまさに体験する映画。でも生きる意志が力強く描かれてもいて、ただのアトラクション映画ではないところが好き。
 『ラスト・シャンハイ』は脚本とか演出に乱暴なところもあるけど、久々にこういうユンファが観たかった!というのを堪能できる作品。 
 『キャリー』はクロエ・モレッツのアイドル映画としては及第点。
 『 HK/変態仮面』は後半の中だるみははげしいものの、今年観た日本映画の中では断トツで素晴らしかった。 
 『スター・トレック~』は旧作を観ている身にとっては、予告編でガラス越しに手を合わせるシーンを見た時点でうるっとくるのだけど、予想を絶妙にずらす展開が楽しい。カークがスポックに対して「立場が逆なら同じことをした」というのはまさにその展開を知っているだけに納得。今年唯一映画館でうるうるさせられた盛り上げ方が非常に上手な作品。
 『プロメテウス』はヒロインの強さが印象的。 哲学的なのかなんなのかわからないけど、とりあえずヒロインの強さが素敵だった。

  来年もスタローン&シュワルツェネッガーの『大脱出』を筆頭に面白そうな映画がいろいろありそう。どんな映画に出会えるか楽しみに2014年を迎えたいと思います!

 1年のシメはこちら・・・『ラスト・シャンハイ』の主題歌ジャッキー・チュン『定風波』を聞きながらしっとりと。

 

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 今回の感想もネタバレありです・・・といっても誰でも知っている原作があるのでネタバレも何もないような気もしますが、一応おことわり。

 今年は2本もジブリ作品が公開ということでも話題になっていますが、観る前から私はこれは苦手だろうなと思ってた『風立ちぬ』とに比べ、予告編をみて、もしかしたら面白いかも~と期待していた『かぐや姫の物語』。なんといっても広義のジブリ作品ではもっとも好きな作品の1つ『じゃりん子チエ』(もう1つはラピュタ)の監督でもある高畑勲監督作品ですしね。もう少し早くに観に行こうとは思ってたのですが、風邪をひいてしまい出歩けず・・・遅ればせながらようやく観てきました。
 期待したほど好きな作品ではありませんでしたが、要所要所の映像は素晴らしかったです。

 予告編でもみられるかぐや姫の疾走シーンとか桜の下で舞うように喜ぶシーン、雪のシーンなどなど、もうとにかくここぞ!というところの映像の力の入りようはすさまじくて、それだけにそれ以外の部分はけっこうどうでもよかったり・・・。『リベリオン』のガン=カタのシーンだけを集めた動画を何度観ても楽しめるのと同様に、この映画の名シーン集も何度も楽しめそうな感じ。

 その一方で内容はあまり楽しめず。
 姫の成長過程がかわいらしいため、ついつい親になった気持ちでみてしまうのだが、なにはともあれ出てくる男キャラがすべてクズすぎる。
 かぐや姫に求婚する5人の貴公子たちがどうしようもないのは原作通りだとしても、わりとよい人物だったはずの帝もこの映画ではただの女好き。さらに遺作となった地井武男さんは何も悪くないのだが、翁も女はいい身分の人と結婚すれば幸せと思いこんで姫を不幸せにして、しかも自分ではよかれと思っているので最後まで過ちに気付かないという救い難い人物にしか見えない。
 さらに最悪なのはよい兄ちゃん的存在に描かれていた捨丸。月に帰る前の姫と再会して「一緒に逃げよう」とか言い出すのだけど、あんた女房子供がいたじゃないか!と。素晴らしい映像で描かれる浮遊シーンそれが暗示するものを考えると心はまったく弾まない。 原作の姫の罪は「許されない恋愛」とする説があるけど、ここでそれを出してきたのか? 
 月から迎えが来たのも姫が地球を離れたいと願ってしまったからということになっていて、結局のところ姫は世の男に絶望して帰っていったような印象。すべての元凶が翁なので、別れの場面もひたすら腹が立つばかり。 
  日本的な文化が細やかに描かれているものの、お歯黒や置き眉などにはじまり多くが姫の不幸せの象徴でもあるため魅力的に感じないのも残念。
 あんなにかわいらしかった姫が最後は心を殺して生きていかざるを得ないのだとしたら、ひどい悲劇。もっとも月に帰るというのが、『パンズ・ラビリンス』の地底の王国に帰ると同じ意味だという可能性もあるけれど、どっちにしても楽しい話ではない。
 ある意味では本当の幸せとは何かを考えさせられる作品でしたよ・・・。


 関連商品はいろいろ出てるようで。  
かぐや姫の物語 ビジュアルガイド (アニメ関係単行本)かぐや姫の物語 ビジュアルガイド (アニメ関係単行本)
スタジオジブリ

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 これまた遅ればせながら・・・先月の11月3日に観てきた演劇の感想です。
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 札幌の「おかめの三角フラスコ」という劇団の公演です。
 映画が趣味の私としては、いままで演劇というものをみたことがないので、今回初の演劇鑑賞となりました。

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 会場は「 演劇専用小劇場BLOCH」。
 夜の公演を観たのですが、昼間のうちに場所を確認 しにいっておきました。
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 開演は22時!
 こじんまりした劇場内はほぼ満席!
 舞台ではなにやら出演者たちが魔法使いっぽい扮装で遊んでます・・・ひょっとしてすでに劇ははじまってるのか?と思ってみてましたが、本編とはあまり関係なさそうでした。

 写真撮影禁止だったので舞台の写真はなし。
 
メイン出演者の2人がベッドのシーツをぱっと広げたところで暗転、オープニングロールがはじまるのをみて、期待値があがったけれど、それを裏切らない出来!
 ある兄弟と関わることで成長する魔女っ子の物語を、日常をちょっとはみ出すくらいの親しみのもてる世界観の中描いているのだけど、出演者の動きがとにかく観ていて楽しい。
 特に主演の原彩弓さんの動き、表情、セリフ回しは、ほぼ全編高いボルテージを保っているのだけど、これが心地よさを感じる演技。歌に合わせて踊るシーンなどはもっとながめていたいくらい面白い動き。
  ストーリーはほぼ予想範囲内の着地をするのだけれど、前述のオープニングをはじめ、ところどころはっとするような演出があり、最後まで飽きることがない。
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 終わったあとは出演者やスタッフが表まで出てお見送り。
  
 人生初演劇だけど、たまたま波長があったのか、映画とは違う舞台の面白さにちょっと世界が広がった気がしました。

 こちらは音楽活動もしている主演の原さんの動画。

 遅ればせながら、先月観たこの映画の感想を。
 リュック・ベッソン久々の快作と言われてはいるものの、その実、面白いけどそれなり、な出来。
 ベッソン監督、『レオン』くらいまでは評価が高かった気がするけど、実際のところその後のプロデュース作品をみていると、本当は娯楽作品を作りたかったけど演出が下手なせいでアート系作品にみえてただけではないかという説があったり・・・私もその説に同意です、笑

 今回は証人保護で普通の暮らしをしようとする元マフィアのボスだったデ・ニーロとその家族の物語。
 伏線とかひねってみたりとかは一切ない一直線の展開なのはいいけど、 緩急もないので全体として平坦な印象。
 ラストの「ファミリーVSファミリー」の展開より何より、デ・ニーロが『グッド・フェローズ』の解説をはじめるシーンが一番盛り上がるというのはいかがなものか(☆゚∀゚)
 ここらへんのお遊びは、そのためにマーチン・スコセッシをプロデュースに呼び込んだのではないかというくらい堂々としたもの。
 ミシェル・ファイファーはやはりこの齢でもかわいらしいけれど、終盤妙にしおらしくなるのが残念。

 たしかに面白いことは面白いし、『グッド・フェローズ』を観直したくなる気分にさせてくれるという意味ではよい映画なのかも。


 原作本はこちら。 
4167705052隣りのマフィア (文春文庫 (フ28-1))
トニーノ・ブナキスタ 松永 りえ
文藝春秋 2006-01

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 SF映画はあまり得意な方ではありませんが、参加してみたいと 思います!

 そもそも、まずはSF映画をどう定義づけるか、というところ からはじまらないとならないかもしれませんが、なんとなく簡単に自分の中で基準を出しておきます。
 SF映画はSFX(特殊撮影)映画では当然ないわけで、サイエンスフィシクションというからには、いんちきだろうがなんだろうが「科学」的な要素のある映画ということになると思います。『パンズ・ラビリンス』などは大好きですが、科学的ではないのでSFにはならない、でも『パシフィック・リム』はロボットが出てきて科学的だからSF、そんな基準で行きたいと思います、笑  その上で「センス・オブ・ワンダー」・・・うーん、他では味わえない感覚、ちょっと知的な気になった気分になれたり、すごいものを観た!という気分にさせてくれる作品を・・・そんな感じで選んでみました。

 1. 押井守 『イノセンス』 (2004年)
 2. リドリー・スコット 『プロメテウス』 (2012年)
 3. クリストファー・ノーラン 『インセプション』 (2010年)
 4. ポール・バーホーベン 『スターシップ・トゥルーパーズ』 (1997年)
 5. ダンカン・ジョーンズ 『ミッション:8ミニッツ』 (2011年)
 6. キケ・マイヨ 『EVA』 (2011年)
 7. マーク・ロマネク 『わたしを離さないで』 (2010年)
 8. カート・ウィマー 『リベリオン』 (2003年)
 9. アンドリュー・ニコル 『ガタカ』 (1997年)
 10. ポール・バーホーベン 『ロボコップ』 (1987年)

 それでは以下、それぞれの作品について簡単に説明。
 さらっとネタバレも含む場合がありますので、ご注意を。
 

 『イノセンス』 SF映画というより恋愛映画として大好きなんですが、あれやこれやSF的な設定がなければ成立しない恋愛の形だというところがミソ。「あなたがネットにアクセスするとき、私はいつもあなたのそばにいる。」なんて、現実世界で言ったり言われたりすると危険すぎる香りがしますからね、笑

 
 『プロメテウス』 たっぷりお金をかけて変なものをみせてくれる素晴らしい作品!自動医療マシンで帝王切開をして、おなかの寄生生物を取り出し、ホチキスで仮留めするだけで元気に大活躍するヒロインに惚れる!

 
 『インセプション』 映像や物語構造も面白さよりも、結局は恋愛映画であることが何より好きな理由。夢を扱った映画としては『うる星やつら2』に及ばないが、あちらはサイエンス要素がないので、今回はランキングに入らず。
 『スターシップ・トゥルーパーズ』 予告動画みつからず。メインの人物にほぼ誰一人として共感できる人物がいないまま繰り広げられる阿鼻叫喚の戦争絵巻!いろいろと意地の悪い作品。

 
 『ミッション:8ミニッツ』 設定、見せ方がうまくどきどきしながら見てたらラストは『インセプション』を観た後のような満足感に包まれる。

 
 『EVA』 どう着地するのか、いろいろと想像力をかきたてる説明不足ぶりが見事。「目を閉じたら何が見える」のセリフはずるい。 


 
 『わたしを離さないで』 マイケル・ベイ『アイランド』 のシリアス版・・・!? 誰しもが避けられない死までの期間を凝縮することにより、生きることの美しさも醜さも鮮烈に感じさせる。 


 『リベリオン』 なんといってもガン=カタ!これを生み出しただけでも歴史に残るSFだと思う!


 『ガタカ』 恐ろしく重々しいシリアスムードだけど、要は『ロッキー』などと同じ根性で運命に立ち向かえ!という物語か。静かに暗く熱血なストーリーが展開する違和感が独特。


 『ロボコップ』 予告編がリメイク版ばっかり検索にかかってくるので、とりあえずこの動画で、笑 
 気分が悪くなるほど徹底した暴力描写が、ただ格好いいだけのヒーローものとは明らかに違う空気を放っている。見た目や着地点は違うけれど『ミッション:8ミニッツ』に通じるテーマも。

 以上、1位から10位まで選んでみました!
 『スターウォーズ』も大好きなんですが・・・あれはどちらかというとファンタジーかな、ということで今回は選んでません。とりあえずSF映画らしい映画を選んだつもりですが、さて~。

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