3歳の娘との映画鑑賞記録 ~風人日記~

最近は娘と一緒に映画を観ることが多いので、感想だけでなく、そのときの娘の様子なども記録していきます。 子供にどんな映画をみせたらいいかの情報も募集中! 子供が生まれる前の感想もそのまま残してあります。

 これまた遅ればせながら・・・先月の11月3日に観てきた演劇の感想です。
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 札幌の「おかめの三角フラスコ」という劇団の公演です。
 映画が趣味の私としては、いままで演劇というものをみたことがないので、今回初の演劇鑑賞となりました。

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 会場は「 演劇専用小劇場BLOCH」。
 夜の公演を観たのですが、昼間のうちに場所を確認 しにいっておきました。
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 開演は22時!
 こじんまりした劇場内はほぼ満席!
 舞台ではなにやら出演者たちが魔法使いっぽい扮装で遊んでます・・・ひょっとしてすでに劇ははじまってるのか?と思ってみてましたが、本編とはあまり関係なさそうでした。

 写真撮影禁止だったので舞台の写真はなし。
 
メイン出演者の2人がベッドのシーツをぱっと広げたところで暗転、オープニングロールがはじまるのをみて、期待値があがったけれど、それを裏切らない出来!
 ある兄弟と関わることで成長する魔女っ子の物語を、日常をちょっとはみ出すくらいの親しみのもてる世界観の中描いているのだけど、出演者の動きがとにかく観ていて楽しい。
 特に主演の原彩弓さんの動き、表情、セリフ回しは、ほぼ全編高いボルテージを保っているのだけど、これが心地よさを感じる演技。歌に合わせて踊るシーンなどはもっとながめていたいくらい面白い動き。
  ストーリーはほぼ予想範囲内の着地をするのだけれど、前述のオープニングをはじめ、ところどころはっとするような演出があり、最後まで飽きることがない。
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 終わったあとは出演者やスタッフが表まで出てお見送り。
  
 人生初演劇だけど、たまたま波長があったのか、映画とは違う舞台の面白さにちょっと世界が広がった気がしました。

 こちらは音楽活動もしている主演の原さんの動画。

 遅ればせながら、先月観たこの映画の感想を。
 リュック・ベッソン久々の快作と言われてはいるものの、その実、面白いけどそれなり、な出来。
 ベッソン監督、『レオン』くらいまでは評価が高かった気がするけど、実際のところその後のプロデュース作品をみていると、本当は娯楽作品を作りたかったけど演出が下手なせいでアート系作品にみえてただけではないかという説があったり・・・私もその説に同意です、笑

 今回は証人保護で普通の暮らしをしようとする元マフィアのボスだったデ・ニーロとその家族の物語。
 伏線とかひねってみたりとかは一切ない一直線の展開なのはいいけど、 緩急もないので全体として平坦な印象。
 ラストの「ファミリーVSファミリー」の展開より何より、デ・ニーロが『グッド・フェローズ』の解説をはじめるシーンが一番盛り上がるというのはいかがなものか(☆゚∀゚)
 ここらへんのお遊びは、そのためにマーチン・スコセッシをプロデュースに呼び込んだのではないかというくらい堂々としたもの。
 ミシェル・ファイファーはやはりこの齢でもかわいらしいけれど、終盤妙にしおらしくなるのが残念。

 たしかに面白いことは面白いし、『グッド・フェローズ』を観直したくなる気分にさせてくれるという意味ではよい映画なのかも。


 原作本はこちら。 
4167705052隣りのマフィア (文春文庫 (フ28-1))
トニーノ・ブナキスタ 松永 りえ
文藝春秋 2006-01

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 そもそも、まずはSF映画をどう定義づけるか、というところ からはじまらないとならないかもしれませんが、なんとなく簡単に自分の中で基準を出しておきます。
 SF映画はSFX(特殊撮影)映画では当然ないわけで、サイエンスフィシクションというからには、いんちきだろうがなんだろうが「科学」的な要素のある映画ということになると思います。『パンズ・ラビリンス』などは大好きですが、科学的ではないのでSFにはならない、でも『パシフィック・リム』はロボットが出てきて科学的だからSF、そんな基準で行きたいと思います、笑  その上で「センス・オブ・ワンダー」・・・うーん、他では味わえない感覚、ちょっと知的な気になった気分になれたり、すごいものを観た!という気分にさせてくれる作品を・・・そんな感じで選んでみました。

 1. 押井守 『イノセンス』 (2004年)
 2. リドリー・スコット 『プロメテウス』 (2012年)
 3. クリストファー・ノーラン 『インセプション』 (2010年)
 4. ポール・バーホーベン 『スターシップ・トゥルーパーズ』 (1997年)
 5. ダンカン・ジョーンズ 『ミッション:8ミニッツ』 (2011年)
 6. キケ・マイヨ 『EVA』 (2011年)
 7. マーク・ロマネク 『わたしを離さないで』 (2010年)
 8. カート・ウィマー 『リベリオン』 (2003年)
 9. アンドリュー・ニコル 『ガタカ』 (1997年)
 10. ポール・バーホーベン 『ロボコップ』 (1987年)

 それでは以下、それぞれの作品について簡単に説明。
 さらっとネタバレも含む場合がありますので、ご注意を。
 

 『イノセンス』 SF映画というより恋愛映画として大好きなんですが、あれやこれやSF的な設定がなければ成立しない恋愛の形だというところがミソ。「あなたがネットにアクセスするとき、私はいつもあなたのそばにいる。」なんて、現実世界で言ったり言われたりすると危険すぎる香りがしますからね、笑

 
 『プロメテウス』 たっぷりお金をかけて変なものをみせてくれる素晴らしい作品!自動医療マシンで帝王切開をして、おなかの寄生生物を取り出し、ホチキスで仮留めするだけで元気に大活躍するヒロインに惚れる!

 
 『インセプション』 映像や物語構造も面白さよりも、結局は恋愛映画であることが何より好きな理由。夢を扱った映画としては『うる星やつら2』に及ばないが、あちらはサイエンス要素がないので、今回はランキングに入らず。
 『スターシップ・トゥルーパーズ』 予告動画みつからず。メインの人物にほぼ誰一人として共感できる人物がいないまま繰り広げられる阿鼻叫喚の戦争絵巻!いろいろと意地の悪い作品。

 
 『ミッション:8ミニッツ』 設定、見せ方がうまくどきどきしながら見てたらラストは『インセプション』を観た後のような満足感に包まれる。

 
 『EVA』 どう着地するのか、いろいろと想像力をかきたてる説明不足ぶりが見事。「目を閉じたら何が見える」のセリフはずるい。 


 
 『わたしを離さないで』 マイケル・ベイ『アイランド』 のシリアス版・・・!? 誰しもが避けられない死までの期間を凝縮することにより、生きることの美しさも醜さも鮮烈に感じさせる。 


 『リベリオン』 なんといってもガン=カタ!これを生み出しただけでも歴史に残るSFだと思う!


 『ガタカ』 恐ろしく重々しいシリアスムードだけど、要は『ロッキー』などと同じ根性で運命に立ち向かえ!という物語か。静かに暗く熱血なストーリーが展開する違和感が独特。


 『ロボコップ』 予告編がリメイク版ばっかり検索にかかってくるので、とりあえずこの動画で、笑 
 気分が悪くなるほど徹底した暴力描写が、ただ格好いいだけのヒーローものとは明らかに違う空気を放っている。見た目や着地点は違うけれど『ミッション:8ミニッツ』に通じるテーマも。

 以上、1位から10位まで選んでみました!
 『スターウォーズ』も大好きなんですが・・・あれはどちらかというとファンタジーかな、ということで今回は選んでません。とりあえずSF映画らしい映画を選んだつもりですが、さて~。

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 地元でも劇場公開され、観に行きたいな~と思っていたものの結局行けず。
 レンタルも安くなったタイミングでDVDにて鑑賞。
 結果としては映画館に行かなくて正解だったかも・・・好きなだけじゃ面白い映画は撮れない、ということをまざまざと見せつけられる作品でした。

 ナチスが月から攻めてくる!というプロットそのものはバカバカしくて非常に魅力的。
 でもお祭り騒ぎのようににぎやかな作品を期待すると肩すかし・・・盛り上がりどころのない非常に平坦な印象の作品になってしまっているのが残念。
 ラストの展開などの、ナチスもひどいけど現代社会も充分ひどいよね~という風刺をきかせた描写もまじめなだけで笑いにつながっていない。おそらく決定的に足りないのは悪意
 そして観客を楽しませようという精神も・・・。 

 それでもヒロインが改心するきっかけが、それまでナチスを称賛する10分の短編だと思っていたチャップリンの『独裁者』を全編観ること、という展開は好きだし、CGや役者さんも頑張っている。
 出来はよくないけれど、決して嫌いではない、このスタッフとキャストの次の作品も観てみたいと思わせる作品でした。

アイアン・スカイ [DVD]

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 クロエ・グレース・モレッツ主演のリメイク作というと『ぼくのエリ』をリメイクした『モールス』というのがあったけど、あれは期待しただけにいまいちな出来(ヒロインが悪女にしかみえない)・・・。
 というわけで、あまり 大きな期待はしないようにしてみた『キャリー』でしたが、
予想外によかったです!

 そもそもブライアン・デ・パルマ監督によるオリジナル作品は「怖そう」という理由で観ていないのですが、それもよかったのかも。もちろん基礎知識としておおまかなあらすじは知っていましたが。  いきなりジュリアン・ムーアの出産シーンからはじまる本作、つい先日『9か月』で若いころの彼女の出産シーンをみたばかりですが、あの映画の祝福ムードとは程遠い不穏な空気・・・生まれてきた途端に赤ちゃんを殺そうとするものの、目が合ってしまい殺せなくなり抱きしめる・・・この時点で一気に引き込まれます!

 超能力を持ったいじめられっ子の復讐劇というとかなり語弊があるかも。さわやかではない青春映画・・・ラッキー・マッキー監督の『MAY』が大好きな私としては、今回の『キャリー』もけっこう好きな映画。

 キャリーを演じるクロエ・グレース・モレッツはいじめられっ子にしては健康的な雰囲気。暗い表情より明るい表情が似合うだけに、悲劇に至る直前の束の間の幸せに心がしめつけられます。  待ちうけている展開を知っているだけに終始ため息まじりで観てましたが、そんな中、いじめっ子たちにきっちり落とし前をつける大暴れシーンは、起きていることは惨劇なのに、少しほっとする場面(☆゚∀゚)
 『キック・アス』『モールス』『ヒューゴ~』『ダークシャドウ』etcとクロエ・モレッツの出ている映画はわりと観ていますが、その中では一番好きな作品でした。

 予告編はこちら。

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