4歳の娘との映画鑑賞記録 ~風人日記~

最近は娘と一緒に映画を観ることが多いので、感想だけでなく、そのときの娘の様子なども記録していきます。 子供にどんな映画をみせたらいいかの情報も募集中! 子供が生まれる前の感想もそのまま残してあります。

 『SPIRIT』の新しい予告編がとってもよい出来!
 一気に期待が高まります。
 中村獅童にアクションができるのか?という不安はあるものの、ストーリー展開で泣かしてくれそう。『チャッキーの花嫁』『フレディVSジェイソン』でロニー・ユーってすっかりゲテモノ監督の印象だけど、香港時代はいい映画撮ってたものね(アクション演出はいまいちだったけど…)。
 タイトルは映画『SPIRIT』の予告編の中のセリフ。ま、きれいなおねーさんにこういうこと言われて慰められれば立ち直れるでしょうね、笑。
 ジェイ・チョウによる軟派な音楽も意外にいい!予告編でこの音楽が入るタイミングが素晴らしいんだよなぁ。香港公式ページのMVよりいいぞ!
 というわけで3月はこれとジャッキーの『The Myth 神話』の2本は映画館に観にいかなければ!

ナショナル・トレジャー 特別版

 過去の文章を引っ張り出してみる、笑。いや、時間が微妙にないんですよ!

 トレジャーハントもの。でも「インディジョーンズ現代版」かというとそうでもなく、もっと軽くてアクションも少なくまるでゲームのような謎解きがメイン。主人公のニコラス・ケイジが非常識なまでの聡明さで次々と謎を解き明かしていくのをみていればあっという間に楽しく終わる、そんな映画。と書くとハリウッド映画の典型のようだが、人が誰も殺されないという最近のハリウッド大作には珍しいつくりで好感がもてる。いかに人を殺さずハラハラさせるかということに挑戦したのか?同様にお色気もなし。あえて言えばしきりを隔てての着替えシーンくらい。敵は敵でつめが甘いというか、積極的には殺しをしたがっていない感じだし、憎たらしいほど卑怯でもない。こんな感じなのでひとつ間違えば間の抜けた映画になりかねないが、これを補って余りあるのがキャスティング。ニコラス・ケイジ、ジョン・ボイド、ハーベイ・カイテル・・・血みどろの戦いを演じてもおかしくない演技陣がしっかり作品を支えている。ハーベイ・カイテルなんかどこかで敵にまわるのかとけっこうハラハラさせられた。
 2時間以上あるのに退屈することもなく、お宝探しものにありがちなちょっと苦いラストをふっとばす爽快さで気持ちよく観終わることができた。こういう映画を作らせるとやはりハリウッドは上手。子供の夢物語のような内容を大人の観賞に堪えるきちんとしたエンターテイメントにしたてあげた手腕はお見事というほかない。

 輸入版DVDにて観賞。
 『マッハ!』の衝撃以降、香港アクション映画界が本気を出してきているが、これもその一本。
 ドニー・イエン、サモ・ハン、ウー・ジンというアクションスターにジョニー・トー作品の常連サイモン・ヤムが加わり、顔ぶれだけで緊張感が高まる。更に脚本はジョニー・トー作品でもおなじみのセット・カムイェンでダークな男の世界が描かれている。
 海辺にスーツ姿のサイモン・ヤム、少女、ピンク色の風船という北野武監督作品っぽい詩的な映像ではじまるこの作品、アクションだけでなく作品の内容・テーマもかなりクオリティが高い。このへんは『インファナル・アフェア』以降の香港映画、という感じ。音楽担当者も同じだ。ついでに題字を書いてるのはアンディ・ラウだ、笑。
 冒頭から見せ場の連続ではなく、静かにふつふつと沸騰するように話は展開していく。途中でちょこちょこと飽きない程度のアクションシーンがあるものの盛り上がりかけたところで次の展開に移り、もっとみせろ~と思っているうちにクライマックス!それまでの鬱憤を晴らして余りあるくらいの素晴らしいファイトが2連続!まずはドニー・イエンVSウー・ジン戦。警棒VSナイフ、どちらも短めの武器を使っての難度の高そうなアクションを本気にしかみえない迫力で演じる二人がすごい。それでいてリズミカルだし、小技も入る。映画秘宝のウー・ジンのインタビューを読むと45秒ほど振り付けなしで撮影しているらしい。よく二人ともケガしなかったなぁ~。で、続いてのVSサモ・ハン戦。ドニー・イエンが小さくみえるサモ・ハンの迫力!二人が向かい合うシーンはそれだけで鳥肌がたつ!アクションシーンもすごい。「年齢のわりには」とかそんな前置きはまったく必要のないこれまた本気にしかみえない迫力!
 そしてラスト…。
 間違ってもスカっとさわやかなアクション映画を期待してはいけない。重い気分になりたい時には最適な一本と言える。

ハンテッド

 国辱映画といえば必ずと言っていいほど挙げられるこの作品だが、『キル・ビル』よりはるかによく出来ている。少なくとも日本をなめてない。刀を作るシーンを比較すれば明らかだ。しかも『キル・ビル』は千葉真一を出しておきながら全くアクションをさせず(見るに耐えないアクションシーンは数多くあるにも関わらず!)寿司を握らせてるだけ。それに比べてこちらはちゃんと日本人俳優の使いどころを心得ている!原田芳雄が剣の達人で主人公より活躍するし、女忍者(?)を演じる夏木マリも『里見八犬伝』ほどではないけれど妖しいオーラを出して素敵。原田芳雄の妻役で弓使い(濃いな、こんな夫婦…)の島田陽子もアクションは全くダメだがそれなりに様になっているし、岡田真澄の死に様のタイミングも素晴らしい!(“間”ってやつですよ、笑)。クライマックスもアメリカB級アクションの常連クリストファー・ランバート、京劇出身のジョン・ローン、そして原田芳雄と比較的アクションのちゃんとできる役者が戦うのでよい。
 B級アクションとして普通に楽しめる。その上で日本描写の勘違いぶりがスパイスとして効いている。とはいえ女体盛りや切腹、指つめなどには見向きもしてないのは上品。しっかり日本を描いてるようで、結局のところ格好いい武士たちも認める主人公の格好よさを描きたかっただけの某作品なんかより映画として品がいいと思う。
 感動はしないけど暇つぶし(キリングタイム)にはよい・・・などというと「人は死ぬが、時は死なない」と原田芳雄に怒られそうだ、笑。

 リメイク版の『ピンクパンサー』が一位!
 めでたい!といってもスティーブ・マーチン作品が全米で週の一位になることは別に珍しくないのだけれど・・・笑。今回こそは日本でもちゃんとヒットしてほしいものだ。これだけ知名度のある作品なら何とかなるのでは?この作品、ジャッキー・チェン共演の噂もあったけど、結局そうはならなくてよかったと思う。スティーブ・マーチンもジャッキー・チェンも大好きだけど、共演したらたぶんうまくいかない。それぞれ世界をもってるから。日本でもヒットとか言う前に日本でもちゃんと公開して!で、ヒットして『ショップガール』とか『12人のパパ2』も劇場公開されるのが理想だ!
 
 あとは『プロデューサーズ』が日本でどれくらい評価されるかだろう。3月にはメル・ブルックスの旧作がDVD発売される。『珍説世界史 PART1 』『逆転人生』『サイレント・ムービー』『大脱走』!全部買いだぁ!タイトル並べるだけどゾクゾクしてくる。『新サイコ』『ロビンフッド』『ドラキュラ』もDVD化希望♪

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