3歳の娘との映画鑑賞記録 ~風人日記~

最近は娘と一緒に映画を観ることが多いので、感想だけでなく、そのときの娘の様子なども記録していきます。 子供にどんな映画をみせたらいいかの情報も募集中! 子供が生まれる前の感想もそのまま残してあります。

 輸入版DVDにて観賞。
 『マッハ!』の衝撃以降、香港アクション映画界が本気を出してきているが、これもその一本。
 ドニー・イエン、サモ・ハン、ウー・ジンというアクションスターにジョニー・トー作品の常連サイモン・ヤムが加わり、顔ぶれだけで緊張感が高まる。更に脚本はジョニー・トー作品でもおなじみのセット・カムイェンでダークな男の世界が描かれている。
 海辺にスーツ姿のサイモン・ヤム、少女、ピンク色の風船という北野武監督作品っぽい詩的な映像ではじまるこの作品、アクションだけでなく作品の内容・テーマもかなりクオリティが高い。このへんは『インファナル・アフェア』以降の香港映画、という感じ。音楽担当者も同じだ。ついでに題字を書いてるのはアンディ・ラウだ、笑。
 冒頭から見せ場の連続ではなく、静かにふつふつと沸騰するように話は展開していく。途中でちょこちょこと飽きない程度のアクションシーンがあるものの盛り上がりかけたところで次の展開に移り、もっとみせろ~と思っているうちにクライマックス!それまでの鬱憤を晴らして余りあるくらいの素晴らしいファイトが2連続!まずはドニー・イエンVSウー・ジン戦。警棒VSナイフ、どちらも短めの武器を使っての難度の高そうなアクションを本気にしかみえない迫力で演じる二人がすごい。それでいてリズミカルだし、小技も入る。映画秘宝のウー・ジンのインタビューを読むと45秒ほど振り付けなしで撮影しているらしい。よく二人ともケガしなかったなぁ~。で、続いてのVSサモ・ハン戦。ドニー・イエンが小さくみえるサモ・ハンの迫力!二人が向かい合うシーンはそれだけで鳥肌がたつ!アクションシーンもすごい。「年齢のわりには」とかそんな前置きはまったく必要のないこれまた本気にしかみえない迫力!
 そしてラスト…。
 間違ってもスカっとさわやかなアクション映画を期待してはいけない。重い気分になりたい時には最適な一本と言える。

ハンテッド

 国辱映画といえば必ずと言っていいほど挙げられるこの作品だが、『キル・ビル』よりはるかによく出来ている。少なくとも日本をなめてない。刀を作るシーンを比較すれば明らかだ。しかも『キル・ビル』は千葉真一を出しておきながら全くアクションをさせず(見るに耐えないアクションシーンは数多くあるにも関わらず!)寿司を握らせてるだけ。それに比べてこちらはちゃんと日本人俳優の使いどころを心得ている!原田芳雄が剣の達人で主人公より活躍するし、女忍者(?)を演じる夏木マリも『里見八犬伝』ほどではないけれど妖しいオーラを出して素敵。原田芳雄の妻役で弓使い(濃いな、こんな夫婦…)の島田陽子もアクションは全くダメだがそれなりに様になっているし、岡田真澄の死に様のタイミングも素晴らしい!(“間”ってやつですよ、笑)。クライマックスもアメリカB級アクションの常連クリストファー・ランバート、京劇出身のジョン・ローン、そして原田芳雄と比較的アクションのちゃんとできる役者が戦うのでよい。
 B級アクションとして普通に楽しめる。その上で日本描写の勘違いぶりがスパイスとして効いている。とはいえ女体盛りや切腹、指つめなどには見向きもしてないのは上品。しっかり日本を描いてるようで、結局のところ格好いい武士たちも認める主人公の格好よさを描きたかっただけの某作品なんかより映画として品がいいと思う。
 感動はしないけど暇つぶし(キリングタイム)にはよい・・・などというと「人は死ぬが、時は死なない」と原田芳雄に怒られそうだ、笑。

 リメイク版の『ピンクパンサー』が一位!
 めでたい!といってもスティーブ・マーチン作品が全米で週の一位になることは別に珍しくないのだけれど・・・笑。今回こそは日本でもちゃんとヒットしてほしいものだ。これだけ知名度のある作品なら何とかなるのでは?この作品、ジャッキー・チェン共演の噂もあったけど、結局そうはならなくてよかったと思う。スティーブ・マーチンもジャッキー・チェンも大好きだけど、共演したらたぶんうまくいかない。それぞれ世界をもってるから。日本でもヒットとか言う前に日本でもちゃんと公開して!で、ヒットして『ショップガール』とか『12人のパパ2』も劇場公開されるのが理想だ!
 
 あとは『プロデューサーズ』が日本でどれくらい評価されるかだろう。3月にはメル・ブルックスの旧作がDVD発売される。『珍説世界史 PART1 』『逆転人生』『サイレント・ムービー』『大脱走』!全部買いだぁ!タイトル並べるだけどゾクゾクしてくる。『新サイコ』『ロビンフッド』『ドラキュラ』もDVD化希望♪

香港電影金像奨公式ページ(音楽が鳴ります。ご注意を!)

 『セブンソード』が圧倒的なノミネート数で話題の第25回香港電影金像奨。金像奨は数少ない信用のおける結果を出してくる映画賞だが、今年も納得できるノミネートぶり。
 個人的には『セブンソード』の圧勝の気がするが、『如果・愛』も『黒社会』も未見なのでどうなるか?『神話』もいいけどやっぱり作品賞は『セブンソード』ではないでしょうか。
 助演男優賞候補に『SPL』のリウ・カイチーというのもなかなかナイスだし、『セブンソード』の劉郁芳を演じた張静初にはぜひ助演女優賞を獲ってもらいたい!チャン・ツィイーより素敵だと思う。これからどんどん出てきてほしいものだ。そういえばジョン・ウー『赤壁之戦』に出演するという噂はどうなったのだろう?
 アクション指導は久々にジャッキーの小技が冴える『神話』もよかったけれど、キャラクター描写をアクションでやってのけた『セブンソード』かなぁ。『SPL』のドニー・イエンもよかったし、どれが来てもおかしくない。
 音楽で川井憲次と久石譲の日本人二人がノミネートされているのも気になるところ。『セブンソード』の川井憲次の音楽は最強と呼べるものだが、日本人に賞をくれるかな?

 結果発表の4月が楽しみだ!

 輸入版DVDで観賞。
 今日はもう遅いので軽くメモ程度に。
 時代劇パートと現代パートがあるのだが、正直なところ時代劇パートのみで作って欲しかった!それほどよい出来。現代パートが作品の流れを邪魔してしまっている。秦の将軍を演じるジャッキーはかなり新鮮だし、シリアスな演技も磨きがかかっていて、クライマックスは泣かされそうになる(大スクリーンで観れば泣ける!)。こんな壮絶なジャッキーをもっと観ていたい!
 ユー・ロングワンが『MUSA』とほぼ同じようなことをしてるのだが、ちゃんと魅力的なので許容。日本版予告編では大きな役のような扱いのチェ・ミンスはあっという間に出番がなくなる、笑。『スピリッツ』の中村獅童もこんな扱いならうれしいのだが。
 主題歌はジャッキー&キム・ヒソンのバージョンが素敵。
 ま、本当の評価は劇場で観てからにしたいところだが、ちゃんと上映してくれるかなぁ・・・。

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