☆は5つが最高、★は☆の半分ということで。
 
 うーん、頭悪い映画だぁ、笑。
 『NYPD15分署』では渋い演技をみせていたマーク・ウォルバーグは胃痛持ちの殺し屋という役柄で笑いを誘うし、『ヤングガン』では誠実なネイティブ・アメリカンを演じていたルー・ダイヤモンド・フィリップスは誠実さのかけらもない、どうしようもない男を演じびっくりさせる(ナイフさばきは相変わらず、笑)。『新ポリスストーリー』や『野獣特捜隊』ではシリアスな人間ドラマにリアル路線のアクションで骨太な印象のカーク・ウォン監督も、そんな香港時代を微塵も感じさせない、軽いノリの作風。かつては一線を画していたはずのジョン・ウー(プロデューサーとして参加)の真似事までしてみせる。鳩は飛ばないけど…。
 これがヒットすればハリウッドでも好きなように撮れたのかもしれないけど、どうやらそれほどヒットはしなかった模様。ってかカーク・ウォン、この後撮ってないよな。
 でも過大な期待をしなければ、馬鹿馬鹿しい展開に笑いながら観ているうちにあっと言う間に90分が過ぎてるという勢いだけはある作品。観たあとになんにも残るものはないけど、観て損した気にはならない。