フェイス/オフ 特別版


 うーん…☆5つでもいいんだけど、もう一回観て決めよう。
 『ブロークン・アロー』は良作だったし、クリスチャン・スレーターも良かったが、ジョン・トラボルタが格好よすぎた。あの濃ゆい顔にはスレーターとサマンサ・マシスが二人がかりでも押され気味だった。今作ではトラボルタに対抗できる濃ゆい顔のニコラス・ケイジを持ってきたことが最大の勝因。脇役にもちゃんと見せ場がありながら、主役二人の存在感が圧倒しているキャスティングが素晴らしい!
 音楽もハンス・ジマーほど音の厚みはないものの哀愁のあるメロディで聴かせる。クライマックスの銃撃戦での「虹の彼方に」の使い方も最高♪
 これが今のところジョン・ウー・ハリウッド作品の最高傑作。ここまで少しずつ良くなってきて、『MI2』は駄作だけど大ヒット、更にお金をかけた『ウインド・トーカーズ』でせっかく戦争を描けたのに期待ほどの出来ではなく、『ペイチェック』は何でジョン・ウーなのかわからない作品…。もう一作くらい傑作撮ってほしいな。『赤壁の戦い』では久々にチョウ・ユンファと組むらしいので期待できそう。
 それにしても…男が戦うときはやっぱり喪服だ!