TOKYO WAR MOBILE POLICE PATLABOR


 やっと読み終わった。図書館で借りてて今日返す日だったのだが、図書館まで行く気力がなく断念。明日から年末休みなので返すのは来年だ。
 基本的には映画を思い出しつつ、映画を補完する役割の本。フォントが黒ではなく濃いビリジアン(私の好きな女優さんの好きな色だ、そういえば)だったり、装丁が凝っていたりして、本棚に置いておきたい素敵な一冊に仕上がっている。
 後藤隊長がやはり一番格好いいのだが、映画版よりレギュラー陣の描写も増えて楽しい。「最後の出撃」の前に太田が「あの人」にあてて遺書を書くあたりは映画では気づかなかったかか描かれていなかったため、ちょっと意外だったがうれしかった。
 最初の一文「気づいた時にはすでに手遅れだった」が柘植と南雲の関係からおにぎりの奪い合い(笑)に到るまで徹底してあてはまるように描かれているのもやりすぎだけど、面白い。個人的には「出会うために別れる者もいれば、別れるために出会いを必要とする者もいる。」の一文が好き。押井守の描く恋愛って世間一般的な成就の仕方をしないよな~。そこがいいところだけど。