立喰師列伝 通常版

 6月10日からいよいよ地元でも上映がはじまった(23日まで…2週間で打ち切りかい!)この作品、やっと観てきました♪劇中の言い回しを借りるならば「押井守とその系譜のファンにとって避けて通ることのできぬ作品であり、その評価をしてファンとしての真価を問われるべき試金石」と言ったところか、笑。映画としての出来がよいとは言えないけれど、好きかどうかと聞かれれば(ファン歴は短いけど)私はためらいなく好きと答えられる、そういう映画。
 『HAZAN』の感想で「映像で語ってる」という点を評価したが、この作品はもうナレーションで語る語る。『ビューティフルドリーマー』中盤の「メガネ著 友引前史第1巻 終末を越えて 序説第3章より抜粋」が90分続くようなものである。理解しきれない情報量が垂れ流されるのに不思議と頭が理解することを放棄しないのは、言葉に求心力があるからだろう。
 映画としては山場らしい盛り上がりに欠ける(牛五郎エピソードで少し盛り上がる)し、なにしろ列伝なのでキャラへの思い入れも出来ないし落ち着かない。でも観賞後に妙に笑顔になれる。いいもの観たなぁ♪と。
 とりあえず観賞前に心の中で設けた「観た後、立ち喰い蕎麦を食べたくなったら映画としては成功」という基準からすれば大OK作でした!

 とりあえず眠いのでここまで。もう少し落ち着いたら加筆訂正すると思います。