チョウ・ユンファ渡米前の最後の香港映画。
よく言われるのが、「これがユンファの最後の香港映画なんて悲しいゾ」・・・。
でも大ヒットはしたけど『ゴッドギャンブラー完結編』でも微妙な気がします。だってあれ一番格好いいのは間違いなくチンミー・ヤウだし、笑。
その点、格好いいユンファを堪能できるという意味ではこっちの方が上ではないだろうか?スターのプロモ映画ではあるけれど、ユンファのスターとしての資質がアクションよりもその演技力にあることを理解した上で製作されているため演技の見所も多い。そしてダラダラと長くない、88分。ユンファにゆかりのある女優で彩りを添えて、無駄な描写は省きとにかくユンファを格好よく撮る。みたいユンファをみせてくれる感じ。
なのでこの映画、私はけっこう好き。
設定も映像もくさいんだけど、プロモですから!笑 しかもちゃんと誰かのために命をかけるというユンファ的ヒロイズムが堪能できます。相手役が『風の輝く朝に』のイップ・トンというのもいい人選。
ユンファの苦手なアクションはかなり強引にごまかしてる感じもある、笑。
でも、チョウ・ユンファの存在感を味わう映画ということで。
コメント
コメント一覧 (2)
そっちの意味で気になります(笑)
ワイ・カーファイ監督ですね。初だったんですか!?お笑いの要素はまだ見受けられませんが、無駄を省き短くまとめるというのはこのころからのようですね。
雰囲気のいい映画ですよ。