アルマゲドン

 なんだかわかりやすい映画が観たかったのでついつい借りてみてみました。
 『アルマゲドン』、初見です!ブラッカイマー印はとりあえず頭をからっぽにして観るのにちょうどよくて一時期よく観ていたのだが、これは借りるのがあまりに恥ずかしくて観てなかった。でも勇気を出して借りてきましたよ。えらい♪

 えーと、なかなか面白かったです。少なくとも150分、はじめて観る分には退屈せずに済みました。マイケル・ベイ監督はやっぱりブラッカイマーと組んでる時期の方がよいのかも。
 とりあえず見せ場を作るために強引に展開するストーリーに興醒めしなければ、ちょっと泣きそうにもなれる。泣きそうになれるんだけど、中盤のウィル・パットンが別れた妻に会うあたりからスローモーション使いまくりの出動が一番盛り上がるというのがちょっと微妙。終盤はほっとさせたと思ったらがっくりさせて~の繰り返しにちょっと疲れて素直にシャトル飛べよと思ってしまったので泣けなかった、笑。で、あのラストでしょ・・・あの娘は父親が死んだこと一瞬忘れてる感じだよね。上海やパリも壊滅状態なはずなのに。結婚式じゃなくて厳かな葬式で締めて欲しかったなぁ。・・・といろいろと不満もあるけど、観て損したとは思わない。
 サントラ(当然スコアの方です)を聴くだけだと軽い感じがした音楽もちゃんと場を盛り上げるし、爆発シーンはこれでもかというほどあるし、キャスティングも的確。スティーブ・ブシェミにはもうちょっと活躍して欲しかったけど(ブシェミは今度『シャーロットのおくりもの』でダコタ・ファニングと共演、そいつはいろんな意味で見ものだぁ、と楽しみにしてたら声の出演・・・残念)。
 まあ『スペース・カウボーイ』の方が好きだし、似たような展開(?)だと『さらば宇宙戦艦ヤマト』の方が泣けるのだけど。