かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート スタンダード・エディション

 最近安定して楽しませてくれているドニー・イェン。
 大傑作『セブンソード』『SPL』に続いての本作。あまり話題にもならなかったし、さすがに今度は外したか?と心配したものの、たしかに傑作ではないがかなり楽しませてもらいましたっ!!!

 コミックが原作ということでアクション含め演出がマンガっぽく過剰。過剰なのだが、安っぽくないというのが本作のいいところ。ドニー・イェンの指導によるアクションは工夫がみられるし、キメキメのポーズもやっぱりどこか風格が漂う。『ツインズ・エフェクト』では女の子2人にあれだけのアクションんをさせていたが、今回は男ということで更にいろいろ頑張らせている(ただしTwinsの2人のアクションの方が楽しめた・・・かわいいから、笑)。でも結局一番美味しいところはドニー先生が持ってっちゃう、笑。やっぱり本人が演じるのが一番イイ!ナルシストがちょっと入った風情も、ぴたりとハマる! マンガチックなアクションということで言えば『カンフーハッスル』より肉体のアクションを感じさせる分、私は好き。ユン・ワーもやっぱり強いんだな、と思わせる見せ場がちゃんとある。

 アクションだけでなくドラマも、『SPL』のような濃厚さはないが、それなりにいいシーンがある。ドニー・イェンに対する敵の女の愛(愛でなく憎しみでもいいから自分を想って欲しいという・・・せつないなぁ・・・涙)、ユン・ワー師匠とショーン・ユーとのやりとり、などなど。
 
 で、場面場面を盛り上げるのが川井憲次の音楽!
 『セブンソード』ほどの熱さはないがドニー・イェンのアクションとドンドコドンドコという川井節はよっぽど相性がいいのか、今回もグッジョブ!ドニーさんと川井憲次は・・釈由美子の『修羅雪姫』からのおつき合い?今後もこの組み合わせには期待したい。

 とりあえず過大な期待はせず軽い気持ちで観たのもあって楽しめた。
 主演3人の髪は・・・けっこううざったいです、笑。