ゾルタン★星人

 実は深い意味があるのではないか?って思ってしまうくらいおバカ!

 最初観たときはちょっとついていけなかったのだけれど、「アメ・パイ」を3作観てショーン・W・スコット免疫をつけてから観るとこれが楽しいんだ~もうっ!とりあえずこの人の顔が出てくるだけでニヤけてしまうパブロフの犬状態。
 映画の内容?なんかおバカです。説明できない・・・というか説明したくないっていうか・・・笑。一見小ネタの積み上げのようであり、でもラストは妙に伏線を収拾した感じでおおーっと思われるのだけれど、それはあまりのおバカさに油断しきっているからかもしれない。

 なんでもアメリカではクスリをきめながら観ると素敵なトリップ感が味わえると言うのでヒットしたとか、笑。せめてお酒くらい飲んでみるべきなのかもしれないな、と思いつつすでに3回シラフで観てしまってるや・・・。まあ何度も観るとどんどん味が出てくるんだけど、肌に合わない人は最初の10分でダメだろうというそんな映画。

 ショーン・W・スコットはもちろんのこと、この後『バタフライ・エフェクト』『守護神』とすっかりシリアス路線にいってしまったアシュトン・カッチャーのおバカ演技が楽しめるのもよい。・・・というか出てくるみんな誰一人としてまともなのがいない!素敵な素敵なワンダーランド!観ればきっとプチプチ・スーツが欲しくなる!手で「Z」を形作って「ゾルタンっ!」と言いたくなる!