少し落ち着けたので感想を、笑

 全体的にはいいんじゃない?という感じ。
 いろいろな事情があるのかもしれないがスペシャルで扱わず、わりとあっさり退場させたのはよかった気もする。別れって突然、あっさりと訪れるもんですからね。リアルと言えばリアル。
 ただリアルさを言うなら事前に卒業がわかってしまうというのは、リアルさがまったくないよね、笑
 情報漏れをおさえるのも無理だろうから仕方がないのだろうけど、次の相棒が漏れ聞こえてないということを考えれば、少し無理をしてでもドラマの中で卒業を匂わせていくことができたらよかったのに、と思う。
 
 それぞれとの別れはどれもすごくよいシーン。
 中でもいたみんとの憎まれ口のたたき合いがやはり最高。
 下手に「気をつけろ」とか言わないでもお互いへの気遣いや諸々のニュアンスを感じさせるあたり、1シーズンのドラマでは出せない2人の関係があるからこその味わい。
 右京さんの不器用な感じもよかった。

 どんなに時間をかけて描いたからと言って放送する枠の中で別れを納得させることはできないのだから、こういう描き方もありでしょう。
 あとは今後の描き方。
 別れるときより別れたあとにじわじわ効いてくることもありますからねぇ・・・って何の話だ、って感じですね、笑
 いろいろな変化、そのへんをうまく描いてほしいなぁ。 

 『相棒』がはじまった当初、私は寺脇康文という役者を全然知らなかったけれど、それが今では好きな役者になった。けれどこのままだと水谷豊の弟分というイメージがついてしまうし、『相棒』そのものもマンネリに陥っただろう。今後、この「卒業」がよかった、と思えるようになることを祈りたい。
 何年か後に、帰国して顔をみせに特命係を訪れる立派に主役を張れる役者になったゲストの寺脇康文がみられますように!