ペネロピ [DVD]

 今年、最後のレビューはこれで。
 クリスティーナ・リッチが豚鼻・豚耳少女を演じるということで話題になっていた本作。
 とてもかわいらしい作品に仕上がってます。

 雰囲気としてはほんのちょっと『アメリ』風味でスパイスを効かせた感じで、観やすいですがただただ能天気なファンタジーになってもいません。ストーリー的にもひとひねりしてあって、それがそのまま作品のテーマになっているという点は素晴らしいのひと言。音楽、映像ともに突出するものはないけれど雰囲気によく合っている。
  『アダムス・ファミリー』シリーズのウェンズデー役以来久々に普通に可愛らしいクリスティーナ・リッチと『ナルニア国物語』のタムナスさんことジェームズ・マカヴォイが本当に初々しくみえるというのもすごいところ。脇もしっかりと芸達者揃い。本当の悪人というのが出てこないというのも本作の特徴だが、その代わりけっこう皮肉な展開も待っていて、そのへんを納得させる上手なさじ加減の演技。

 これ、テーマに触れちゃうとネタバレになるので詳しくかけないのだが、ポジティブな意味で「やられた!」と思うオチとしては『スウィッチ 素敵な彼女』以来久々だったと思う。
 こういうよい映画に来年もまた出会えますように!
 では、みなさんのこり1時間とちょっと。よいお年を~♪