映画はそれなりに観ていたものの、こうやって感想を書くのは久々すぎて、妙な感じ。

 最近はブルーレイディスクプレーヤーもついに購入し、レンタルしては順調に鑑賞をしているものの、娘と一緒に観ることができるような作品選びに・・・。つい最近も「『テッド2』は字幕で観れば娘にはかわいいクマが動いてるようにしか見えないんじゃないか?」と妻に提案したものの却下・・・。
 いままで観る機会のなかったタイプの映画を観ることができて、それはそれで楽しいものの、やっぱりアクション映画などを観ることができないのはちょっとつらい・・・と思っていたところ、つい先日娘が普段より早めに眠ってくれたおかげで観ることができました!

 ドニー・イエンの新作『カンフー・ジャングル』!
 予告編はこんな感じ。


 予告編から想像していたのはカンフー×『羊たちの沈黙』のようなサスペンスアクションだったのですが、サスペンス要素はほぼ皆無。ナンバー1争奪戦というスタローンの『暗殺者』とか、アンディ・ラウの『フルタイム・キラー』のような感じでアクション満載!

 物語そのものはよく出来ているとは言えないし、突っ込みどころも多いのだけど、それを補って余りあるのが主演のワン・バオチャンとドニーさん!

 どちらかというとメインはワン・バオチャンと言っていいくらい印象的。武術バカだけど、理解ある奥さんとの回想シーンはドニーさんの『イップ・マン』のようでもあって微笑ましい。だからこそ、その後の展開はとてもつらい。  アクション面では足技、擒拿術、武器術と多彩な動きをみせてくれる。少しずつしか出てこないけれど、それぞれの対戦相手も魅力的。

 一方のレクター博士のような謎の存在なのかと思ったドニーさんは「妹弟子が一番大事なんだー!」と叫んだりして、わかりやすい人物(☆゚∀゚)
 現代劇だけどカンフーということで、いつもの総合格闘技路線とは動きが違うのも新鮮。
 基本的には勝負を挑まれて迷惑そうながら、かつて自分が通った道を通ってくる相手に対して理解をせざるをえないという実際の2人の関係ともシンクロする設定のためか、戸惑いを感じさせる表情や先輩っぽさがよい感じ。

 それぞれにとって最高の理解者である2人の対決シーンは、車が行き交う高速道路上という場所設定からしてふるっているが、戦いそのものもサービス満点! 眼福!

  功夫アクション映画へのリスペクトということで、多くのカメオ出演や引用も楽しい。