フランケンウィニー DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2013-04-17


 以前、観たときには微妙~という評価でしたが、最近、子供と一緒に鑑賞。
 うちの子供の傾向としては動物が出てくる映画とティム・バートンが関わっている映画に対してかなりの集中力を発揮するため、「犬+ティム・バートン」 の本作は間違いないチョイスのはず!と思ってレンタル。2回に分けて鑑賞しましたが、予想通り、しっかりと鑑賞していました。

 予告編はこんな感じ。

 感想としては前回鑑賞時より印象はだいぶよくなったものの、やはり微妙。
 物悲しい雰囲気や映画作りの楽しさなどがあふれる前半はとてもよくて、このままオリジナルの展開でしめてくれれば傑作になったと思う。

 『シティ・スリッカーズ』や『ホーム・アローン』のダニエル・スターン、『愛しのロクサーヌ』や『ポパイ』のジュリー・デュヴァル、『ゴッド・ファーザーⅢ』のときよりきれいなソフィア・コッポラなど、なにげに豪華なオリジナル版はYouTubeでも観ることができます。前半は同じくティム・バートン初期作『ヴィンセント』で、『フランケンウィニー』は6分くらいから。

 
 ところが後半、スパーキーが墓場に逃げるシーン以降、ヴィクターの同級生たちが次々に動物を甦らせたり、突然変異させたりして大騒動が起きる展開でそれまでのよい雰囲気が一気に壊れる。
 長編化する際に見せ場を作らなければならなかったのだろうとは理解できるものの、なんであんな風に巨大化したり合体したりするのかまるでわからない。そもそもヴィクターは意味不明だけど特別な装置を作ってたはずなのに、同級生たちは雷の電流を流しただけ、ヴィクターの想いがスパーキーを甦らせたという重要な要素がないがしろにされてしまってる。
 カメに至っては、「バートンったら怪獣映画が好きなのね」と笑って済ませられるレベルをはるかに超えて苦痛。もうこの一連のシーンが早く終わってくれないかな~と思いながら見てました。
 
 なんだかんだ大騒動があったあとオリジナルの展開に戻ってめでたしめでたし。
 後半は残念だけど、前半はとても好きなので、☆3つ。

 オランダデーの舞台で披露されるウィノナ・ライダーによる「Praise Be New Holland」を貼り付けておきます。