「秘密の花園」というタイトル、なんとなく18禁の香りが漂ったりもするけど、れっきとした有名な小説。
 魅力的なタイトルなのか、同じような題名の映画やドラマもちらほら。中でも矢口史靖監督、西田尚美主演の『ひみつの花園』は大好きな映画です。

 で、逆にこの元ネタの映画化は公開当時、あまり興味が湧かなかったのですが、淀川長治さんが「目の芸術、映画ならこその美術品。そして久びさの、完璧な家庭映画。」と絶賛していて、何年かしたら娘と観てみたいと思ったものの近所のレンタル店でチェックしたところどのお店にも置いてなくて、まあそのうち・・・という感じだったわけですが、定期的に見回るブックオフでDVDが250円で販売しているのを発見!
 そのままDVDの棚に置いておいたところ、娘が発見して「これをみる」と言い出したので、2歳児には早いかなと思いながらも吹き替え版で観始めました。
 
 予告編はこんな感じ。

 映像はきれいなものの、派手な展開などはない印象は本編もほぼそのまま。
 いきなり主人公の女の子がインドで着替えさせてもらってるゆっくりにもほどがあるシーンからはじまり、ピクサーとかの冒頭からがっちり子供心をつかみにくる展開とは大違い。
 大丈夫かな?と思ってちらっと娘の様子をみると、しっかり集中してみてたので、そのまま鑑賞。
 結局、最後までちゃんとみてたので、退屈しなかった模様。
 
 製作はフランシス・フォード・コッポラ。『ドラキュラ』を監督して、『フランケンシュタイン』を製作する間の1993年の作品。
 監督はアニエスカ・ホランド、私は『太陽と月に背いて』をちらっと見たことがあるくらいかな。
 
 CGとか特撮は一切ないにも関わらず充分ファンタジーを感じさせる演出がいい。前半、ためにためておいて、花園発見からは一気にいろいろなことが展開していくのは見ていて気持ちがよい。

 内容をどの程度理解しているかは別として、娘が実写のこういう映画でも充分観ていられることがわかったことが何よりの収穫だったりも。


秘密の花園 [DVD]
ケイト・メイバリー
ワーナー・ホーム・ビデオ
2010-04-21

 

 本作の解説が収録されている淀川先生の文庫本。

  『秘密の花園』評は54ページから。文庫本の文章とは違うけれど淀川先生の『秘密の花園』評はこちらでも読めます