映画館で鑑賞~子連れでは無理という判断で、友人と3人で行ってきました。

 予告編はこんな感じ。
 
 『七人の侍』も『荒野の七人』も当然の嗜みとして鑑賞済ですが、黒づくめのユル・ブリナーの格好良さにはしびれたものの、どちらに対してもそれほどの思い入れはなく、むしろその影響下にある『サボテン・ブラザーズ』の方が生涯ベスト級の作品として大好きだったりします(☆゚∀゚)
 
 そんなこともあって、原典と比較してどうのこうのいう気がないのが幸いしたのか素直に楽しむことができました!
 もともとミュージックビデオ出身のアントワン・フークワ監督なので映像に凝ったところはあるものの、全体的には奇をてらわず、きちんと盛り上がる活劇に仕上がっていたのが好感度高し!
 私はあまりわからなかったけど、デンゼル・ワシントンの銃の抜き方がちょっと変わっていたりするなど、詳しい人がみたら武器の扱い方とかにもキャラクター付けがされてそうな感じ。

 売り出し中のクリス・プラットはもうけ役。前半で自分を追ってきた小悪党を撃ち殺し、「殺したくはなかった」というシーンが、それなりに腕は立つけど手加減できるほどではないのだなということがわかって印象的。
 七人は皆、生きるために手を汚してきたらしいキャラで、そんな彼らがそれまでの罪ほろぼしのためというか、正義のため(ただし1名除く)に立ち上がる姿は格好いい。
 中でもイーサン・ホークが演じるグッドナイト・ロビショーはイ・ビョンホンとの絡みも含め、男泣きさせるための最終兵器のようなキャラで、出てきた瞬間からどんな運命をたどるかわかるようなキャラなのだけど、それがよかった!

 で、上記の「ただし1名除く」の部分。
 「三角絞めでつかまえて」の感想記事を読むとその部分に違和感を感じるとあって、なるほどな~とも思いましたが、私はデンゼル・ワシントン演じるチザムは法の下で殺している=罪の意識はなさそう、なため贖罪のために立ち上がることはなさそうだし、純粋な正義からというのは今の時代、説得力がないのではとも思うので、この設定変更はリアリティがあってよいなと思って鑑賞してました。
 
 あと音楽!
 これが遺作のジェームズ・ホーナーで、ここぞというところで尺八が響いたり、パーカッションがカンカン鳴ったりなどのホーナー節! いつも同じと揶揄されることもあるし、実際そう感じて思わず笑ってしまうこともあったけれど、今回はやっぱりそうだった! 相変わらずっぷりがうれしく、そして悲しい。

 死んでいくキャラもいるけれど、過度に盛り上げたりせず、カラっとしている(あっさりめだった『ローグ・ワン』よりもっとカラっとしてる)ので、泣きを期待すると物足りなく感じるかも? 

 そういえば『ウエスト・ワールド』もテレビでリメイクされていますね。こちらではユル・ブリナーの役はエド・ハリスのようです。